先日の工房展の時に見て、どうしても気になったものがあったので、と言う事で三浦市松輪にある福泉寺のご住職が訪ねてらした。
花器、ワインクーラー、丸皿の3点、お気に召して頂けた様でお寺まで伺う事になった。
何気なく床の間に置かれた自分の作品を見て、静かに自分の作品と向き合う事を教わった。
工房でこの皿に水を張り,しばしお話ししていると・・・
「この皿に月を映したら良いだろうなぁ〜、」とご住職。
「平安の代では,お公家さん方が月見亭に上がっても,決して直接見る事は無く,水盤や池に映して眺め見る」のが上品なお月見なんだ,と言うお話を伺ったりした。
また、花は野にあるが如くに・・・。
120年続く この福泉寺、庫裡の倉庫も見せて頂く事が出来、、もう一度原点に立ち返る事を思い出させてくれる。
感謝。