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井上惠介の陶芸と盆栽の日々

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さて、三崎でのんびり 作陶体験とお食事 その後

アップが遅くなりました。

前述の三崎でのんびり
http://koajirotou.exblog.jp/11555191/
この時に制作された皆様の作品が、その後どのようになったのか・・・。
心待ちにされている方も居られたことでしょう。

 自分で制作体験したうつわを、工房で密かに焼成敢行!と大げさに隠して焼いていた訳ではありませんが、制作された皆様方はまだ見ぬ自分のうつわに料理が盛られて出てくるのです。期待に胸膨らませ、やって参りました三浦海岸の「福の家」さん。

 ちまたで今、B級グルメ流行ではありますが、ここ三崎でも多分に漏れずやって居ります「まぐろラーメン」このお店はその仕掛人の1人。ここでは工夫を凝らした「まぐろしゃぶラーメン」を頂けます。
三崎でのんびりという企画は、料理屋さんに決まった料理の盛り付けをして戴くと言う単一的な物ではなく、料理屋さんがうつわを見てそれぞれにどういう料理を盛りたい、作りたい、と言う気持を合わせ、うつわと言うキャンバスに絵を描いてくれると言ったものです。
 普段はまぐろ各種定食、地魚料理、天ぷら各種ドンブリものといったメニュー物が多く、どんな風にできるか不安はありますが楽しそうです、と賛同して頂ける店があってこそ実現して居ります。

引き延ばすのはこの辺までにして本題に
さて事前に持って行ったうつわたちが並び、それぞれのメニューがメモされている。
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大女将と共に若旦那の仕事を見守る大親方は、以前油壺観潮荘の板長も努めており、腕前は一流。
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この三崎でのんびりでは、「粘土に触るのは子供の頃のドロ遊び位だ」と言う陶芸初体験の方にでも家に持ち帰り、普段から使える様な重た過ぎないうつわを制作して頂きます。その為にタタラ技法で指導しています。粘土を板状に伸ばし縁を持ち上げたりまるめたりし、或は碗型にかぶせます。その制約された一つの方法の中でも制作する解釈や思考、こんな料理を・・・などと思いを巡らせながら作って頂きます。
ですから初めての方でもこのようなうつわが出来るのです。
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だいぶお喋りしてしまいましたね。
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これは違う方の作ですが、お二人同じ様に制作されました。
盛りつけられた料理によっての違いをご覧下さい。
(横にある磁器のとんすい、やけに浮いていますけど・・・。)
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「普段は釜揚げうどんに各種薬味なんていう使い方も良いですね。」と、福の家さん
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食後に自作のうつわを吟味している新婚の旦那様、2回目の参加です。もう、次の案を考えているのでしょうか。写真が横になってしまいすみません。直し方ご存知の方居られますか?


ここからはもう一件別に開催した油壺「あさ彦」さんに移ります。
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伊羅保のうつわにも更に色を添えて、ホウボウの胸びれをうつわにあしらっていました。
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「松輪サバの煮付け」梅煮でしょうか・・・。うつわと素材が、実にマッチしています。
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長皿に盛られたのは、料理名「ヒラメのジングルベル」   オクラを星に見たて・・・
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うつわの模様を見せ、空間を生かして秋の風情を演出した「◯◯の塩焼き」
何の塩焼きでしたっけ・・・よね蔵さん。

これで締めとさせて頂きますが、これが板前さんを悩ませた一品。皆さんお食事も終わりなのに私のうつわがまだ出て来ないんですけど〜〜・・・

まさかお玉を置く訳にもいかないし、なんて冗談を飛ばしながらもこういう奇抜なのが面白いんですよね。と「あさ彦」さん
「クリームブリュレ」
たった1人だけデザートが出たのでした。
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さあ、楽しんで頂けましたか?
三崎でのんびり、作陶体験とお食事もここでお開きとさせて頂きます。

この教室に参加して下さった皆様、ありがとうございました。
今回料理を提供して頂いた
三浦海岸「福の家」さん
油壺「あさ彦」さん
こんな難題を投げかけたにも拘らず、楽しんで賛同して頂きありがとうございました。


陶器のうつわと料理、素晴らしいコラボレーションでしょ。
日本には実に深く、楽しいうつわ文化があるのです。安くて扱いの楽な量産品との違いを篤と感じて頂けたらと思い、
来年もまたこの時期あたりに開催します。
それでは、さいなら、さいなら、さいなら
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by koajirotoubou | 2009-12-04 10:23 |
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